心理セラピーと宗教からの解放

心理セラピーで思い込みやコンプレックスを外してスッキリ

思い込み信じ込みを見る深さ

何が「思い込み」であり「信じ込み」であるのか
一般的なカウンセラーが問いかけるよりも

非二元の視点から問いかけることができるものは
はるかに深い。

決して「こんなことも分からないのか」ということで
言うのではない。

むしろ、日常会話では、「思い込み」「信じ込み」に
そこまでの意味を持たせてしまったら
日常会話が成り立たないほどの

例えば、「あなたがあなたの人生を生きている」
それは本当ですか?絶対にそう言い切れますか?

ということほどのことを問う。

討論するというところ
普通の会話を成立させるというところからさえ
一旦、一歩引いて
自分の見つめ方、自己探求として
どれだけ深くできるか、挑戦してみてほしい。

「一般常識とは○○である。それは本当ですか?
絶対にそう言い切れますか?
そう考えたとき、あなたはどう反応しますか?」

↑何度も何度も読み返して
確認してみてほしい。

(原文では、ある、そんなのは一般常識がないという思いにたいして言っている)

例えば「(良く生きていくには)もっとお金が必要だ」
それは本当ですか?
これはバイロン・ケイティ氏の切り口である。


バイロン・ケイティ:お金が足りない、それは本当ですか?

私の習ったセラピーは、問いかけ方や癒し方は違うが
見ていく、ベースのスタンスは同じである。

さて、

例えばある人がある人へ
どんな考え方を持っていることによって
激しく罵らなければならないほどの怒りを抱えることになっているのか?

そこを客観的に見ていきましょう。

問題意識を、あれが悪い、これが悪いと外に向けるのではなく
意識を自分に引き寄せて見つめる必要があるのです。

あなたは、どんな時に、その相手をバカにしましたか?
どんな言葉に「攻撃や排除」を感じましたか?
しかし、そういう時にこそ、そこには、聞くべき言葉があるかもしれません。


バイロン・ケイティのワーク: 人が攻撃してくるのはわたしの為

尤も動画内で、バイロン・ケイティ氏は「これは私の経験ですが」と
考え方の提供としてしているので、これは押し付けにならないように気を付け

あなたは、ただあなたを、見つめ直すのです。

あなたの中であなたは、どんな自分だから
そのようなまずいことが起こってしまったのか?

自分の中で抱いている、ネガティブな自分のイメージ。
見つけられるだろうか?
じっくりと自分の体の感覚に寄り添う必要がある。

「私は○○だ」「私は○○しなきゃいけない」「私は○○してはいけない」
そういう思いが見つかるだろうか?

簡単には見つからないかもしれないが
じっくりじっくり自分の感覚に寄り添い
あるがまま、浮かんでくるまま受容して見つけるのだ。

バイロン・ケイティ氏のやり方でいくならば
「それは本当ですか?」と問うことになる。


バイロン・ケイティ:私は太り過ぎてる

そのことを思い信じストレスをもって生きていくのか
そのことを受け入れ流してストレスなく過ごすのか
現実は変わらない同じ一つである。

思いをぶつけても何も変わらない現実に
思いをぶつけ続けることが苦しみである。

バイロン・ケイティ氏の『私は太り過ぎてる』の動画の6:04
祈ったり、懇願したり、訴えたり、泣いたり、かんしゃくを起こしても
今のその状態は変わりありません。とある。

「祈りは必ず叶う」という宗教を信じている者もいるかもしれない。

「何言ってるんだ、祈りは必ず叶う」ともし怒り心頭するような
そういう反応をするなら、
そう反応させるだけの思いが、その人の中にあるということだ。

あるという事実を言っているだけで、
そんな思いがあってはいけないとか
それ以上のことは言っていない。

ただ、そんな思いがあるんだな、と気づいて
それ以上のことは自分で決めればいい。

もし、その宗教の中で矛盾に苦しむような
冷静に見つめる必要がある時には例えば
「不幸の原因は、間違った○○にある」
「唯一幸せになる方法は○○である」
というような、自分の信じている大前提の内容を
客観視してみる必要が出てくるかもしれない。


バイロン・ケイティのワーク(ターンアラウンド1)日本語字幕付

 


戦死した弟の家族をワークする バイロン・ケイティのワーク(ターンアラウンド2)


①それは本当ですか?
②その考えが本当であると、絶対に言いきれますか?
③そう考える時あなたはどのように反応しますか?
④その考えが無ければ、あなたはどうなりますか?
そして置き換える。
「不幸の原因は、間違った○○ではない」
「唯一幸せになる方法は○○ではない」
という立場になって、その証拠を見つけてみる。

①~④を十分にやらずに置き換えをしても
粘着質のアンチになるだけであり

自分の内面の側を深く見る必要がある。

このワークは
その宗教の間違いを見つけアンチになることが目的でなく

自分自身に繋がり、
広々とした自由を実感することの方が主目的である。

私のセッションでは
「不幸の原因は、間違った○○にある」
「唯一幸せになる方法は○○である」
というところを見るのだとしても

バイロン・ケイティ氏もそうするかもしれないが)
どんどん自分に引き寄せて深く見ていくので
その宗教の間違いを探すような工程は踏まない。

ともかくこのような視点を持つセラピーは
すべき内容はシンプルであり
普遍性が高く応用範囲が広い。


バイロン・ケイティ 『ザ・ワーク』

以下、バイロン・ケイティ氏の言葉を借りるが

なぜなら、あなたがずっと捜し求めてきたものにつながるからです。
これまで外に求めてきたものを。
(例えば、どの御本尊が、どの教えが、どの常識が正しいのかと)

なぜ、この視点に立ったワークがパワフルで効果的かというと
自分自身につながるからです。

哲学も宗教も理論も必要なく、とてもシンプル
頭の中を駆け巡るストーリーを見つけ
ストレスの原因となっている考えに気づくだけ。

じっくり探求すると自然に答えが出てくる。
そしていつも驚くのは
現実は必ず、自分の考えよりも優しいということです。

問いかけに答える気持ちがあれば
誰でも苦しみを終わらせることができます。

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